Q1: 読譜力を付けるにはどうしたらいいの?

A1:

「新しいものをどんどん数をこなすこと」ことで 反射的に楽譜を読み取る力が付きます

難しいものを時間をかけて譜読みするのではなく、易しいものをたくさん数をこなしていき 徐々にレベルを上げていくことで読譜力が付きます。
子供さんの場合、特に最初がカンジン!!
そのためやはり家でも毎日弾いて音符に親しむこと、 レッスンでどんどん新しい曲に進めるようにすることが 大事です。

また、「音高」(ドレミ)と「音価」(長さ・リズム)を 個別に練習するのも効果的です。 私はリズムだけを取り出した教材を使ってのレッスンやソルフェージュの レッスンにも重点を置いています。
ノートに音符やリズムを書く課題をやるのもまた違った角度から覚えられるので効果的で、レッスンに取り入れています。

よく幼稚園などで園児たちがピアニカなどを じょうずに演奏していて見る人を感心させますが、 あれは「覚えて」弾いているのであって、楽譜は 読めていません。しかしそのような方法で弾けるのは音の少ない 簡単な曲だけです。

特にピアノは他の楽器と比べて一度に出す音の数も多く、 「覚え込ませて」弾いたり、いわゆる「耳コピ」で弾くには 限界があります。(ジャズなど楽譜に依らないものは別ですが) なのでピアノの上達にはまず読譜力がキーとなるのです


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